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〜 Surfing Column 〜 |
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| 日頃より当方に寄せられる質問や相談をコラム形式にまとめました。ネタになるような話題がありましたらリクエスト下さい。 当ページにご紹介出来るかも知れません。 |
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| Let' Surf!管理人のつぶやき Aアイドリングストップ! |
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「ポイントに到着したらアイドリングストップ(エンジン停止)!」はサーファー間の暗黙の合い言葉です。しかし、真夏や真冬に彼氏のサーフィンを車で待たされる彼女は暑かったり寒かったりでエアコン付けたい。そんな彼女に協力を求めてもサーフィンしない人には不愉快極まりないでしょう。しかし、アイドリングストップは海だけの話ではなく、アースコンシャスの観点で上手に説得・協力をして理解して貰いたいところです。サーファーのそんな心掛けも素晴らしいのだが、東京都ではタクシーやバス業界がアースコンシャスに立ち上がっているようです。交差点で停止した際にアイドリングストップする装置を取り付ける簡単なもの。装置は至ってシンプルでギアやブレーキにセッティングするだけ。交差点で停止した際にギアをN(ニュートラル)に入れればオートでエンジンストップ。ブレーキから足を話せば再びエンジンがかかるというもの。これだけで燃費が10%もあがるらしい。また交差点や客待ちタクシーにアイドリングストップの呼びかけ活動も行われているようです。 地球に長生きして貰うためにもサーファーやタクシーも関係なく、同じ目的で行動していきたいですね。写真は東急世田谷線踏切で「信号待ちアイドリングストップ」の呼びかけ活動の様子です。 |
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| Let' Surf!管理人のつぶやき @頸椎と腰椎 | |
| 頸椎(首)や腰椎に悩むサーファーが多いことをご存知ですか? もともとの持病は別として、結構海で痛めているサーファーは少なくありません。大抵はワイプアウト(転倒)して波に巻かれた時に、海底に体をぶつけて怪我します。特にインサイドダンパーで突っ込んでしまうと浅瀬であることが多いので、かなりの確率でサーフボードを壊すか怪我をします。それを防止するためにはあんまりインサイドまで乗り込まないことが大切です。 そこで参考までにですが巻かれ方のコツをお話しします。一般的に波に巻かれることは海水を飲むこともあるので不快そのものですが、慣れると心地よくもなります。なにせぐるぐる体が回転するシチュエーションは他では経験出来ませんから・・・。 具体的には、転けたらまず膝を抱え頭を引っ込めます。これで首や腰を痛めることがなくなります。あとは波の力に体を預けて巻かれるのみですが、ここで慌てないことです。この時点で、息継ぎを焦って無理に浮上しようとしても天地が判らないので海水を飲みます。海水を飲むとバテやすくなりますのでサーフィンを楽しむ時間も減ります。しかもこの時点ではボードが空中を飛んでいる場合もあり、頭に落下することもあり得ます。 とにかく上記の姿勢のまま何もせず自然に巻かれてますと、ほんの5〜10秒で体がふっと浮上します(5〜10秒呼吸を我慢出来ない人はいませんよね?)。これが判っていれば落ち着いていられますから、水も飲まない、天地を迷う必要もなければ、その頃には暴れていたボードも水上でプカプカ浮いているタイミングですので怪我もしません。たったそれだけの姿勢で、幾つもの危険を回避出来ます。是非実践をお勧めします。 |
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| 以下は、宮崎経済新聞に連載したサーフィンコラムの抜粋です。全くサーフィンを知らない人を対象に判り易く表現しました。サーフィンに関わらず、海の事、宮崎の事等、より多くの人に知って貰いたい話題を、同新聞社記者にまとめて頂きました。一部、”自画自賛”的な表現に映る部分もありますが、あくまでも記事をそのまま転載しましたので、ご了承下さい。 | |
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 N波取り | |
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沖でボードに座って待つことも出来た。それではいよいようねりを掴んで波を取ろう。そこで重要なのは、波待ち姿勢からの体制変換。座っている状態からノーズを180度回転させパドリングのための腹這い姿勢を取る。波待ちの姿勢のまま巻き足で方向転換する方法(膝下を時計方向、あるいは反対側の一定方向にくるくる回す方法)もあるが、決して素早いとは言えない。ボードがほぼ水平に密着しているので抵抗があり早くても数秒を要してしまう。うねりはその数秒間に近づいており、早くパドリングが開始出来なければ波に置いて行かれてしまう。そこで素早いターンとはどうするか。お尻をぐっと後方にずらせば自ずとノーズは浮き上がり、すると接水面積が減るので回転時の水の抵抗は極端に減る。その分だけ早い回転が可能になる。ただし不安定になるので片手でレールを握り、もう片手で水を掻き、足は巻き足。こうすることでかなり早く回れるようになる。しかし実際の現場ではこれでも遅い。それだけうねりの到来は早いのだ。もっと素早く回るには、さらにお尻をテール寄りにずらし、よりボードが立ち上がる状態にする。そこですかさずレールを握り、体を後方にひねる。すると真後ろにパタンとボードごと倒れるのでそのままパドリングが開始出来る。僅か1秒の動作のためパドリングの時間を稼げる。それほど難しいものでもないのでこれも慣れるまで頑張るのみ。さらには波に向かっていく方法もあるが割愛した。次はいよいよ「テイクオフ」。
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 M波を待つ | |
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パドリングで沖に出たら波を待つ。そこでどうやって波を待てばいいのか。覚え立ての頃は座ることも回ることも難しい。そこでより安定させるための「波待ち姿勢」を解説する。まず向きについて。ノーズ(先端)がうねりに対して垂直になっていることが大事。斜めや横向きではすぐにうねりに煽られてしまう。次に姿勢。うねりをいち早く発見するために高い視点から見る必要がある。横着して腹這い姿勢では波をつかめない。ならばより高くと考えても安定を失ってはいけないので普通に座る感じで良い。もちろんリラックスしていて構わないが、背筋を伸ばして座ると前のめりにならないので安定する。位置はボードにまたがって手放し出来る位置をお尻の位置を前後させて探る(ボードによっても若干異なる)。水平だと前のめりになりやすいのでノーズが30cm程度浮き上がるくらいが目安。ノーズが随分上がっている人もいるが、その体制ではレールを握りしめフィンに足を掛けたりとかなり不安定。これはプロでも難しい。正しくは、足を船のいかりのイメージで下にだらんと垂らし、同時に膝下の回転を織り交ぜバランスを取る。単に座っているように見えても、水面下ではバランスを取るために足も動いているのである。ここまできちんと出来れば手はフリーでOK。というより背筋を伸ばしていればボードは握れない。これで安定した波待ちが出来る。もちろん慣れが必要だが、回数と時間の問題なので焦らずに取り組んで欲しい。次は「波取り」。
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 L波をスルー | |
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沖にたどり着けなければ何時間やってもサーフィンにならない。ゲティングアウトは初心者サーファーの最初の関所と言える。波に押し戻されないためにどうするか。小さな波(腹這い時の目線と同じか下)の場合、パドルの勢いがあればそのまま乗り越えられるが、波が強く無理そうであれば、ボードの上で腕立てのような姿勢を取る。ボードと体の間に空間を作って、そこで波を通過させてしまう(これをプッシングスルーという)。ここで大切なのは波に対してボードのノーズ(先端)を垂直に向けること(これは以下のドルフィンスルー、次回以降の波待ち、テイクオフ等、サーフィンにおける全ての基本)。斜めに向いていれば波に煽られてしまう。次に目線を超えるような大きな波の場合はボードも自分も沈めてしまう(これをドルフィンスルーという)。まずパドリングで勢いをつけておく。波が来たら両腕でボードをつかんでグイッとノーズを波の下に沈み込ませる。うまくいけばスピードによる慣性とノーズのロッカーの形で弧を描くように波を回避出来る。ここで大切なのは十分なスピードとタイミング。それと海中ではしっかりと脇を締め、ボードを引き寄せておくこと。これで水中でもボードは煽られない。ただしこればかりは実際には自分で何度も経験してコツを把握するしかない。身をもって体験したことだけが技術として活かされるのだ。上手なサーファーもいっぱい失敗したから上手になったのである。次回は「波を待つ」。
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 Kゲティングアウト | |
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いよいよ沖に向かって出かけよう(これをゲティングアウトという)。海面が腰くらいの深さになるまではボードを横に置いて歩いていく。ここで気を付けるべきことがある。なぜボードを横に置くか。よくボードを前方において押し進む人がいるが、押し寄せる波でボードが舞い、顔面強打するのである。のっけからこれでは幸先が悪い。腰の深さに到達したらボードに腹ばいになって漕ぐ(これをパドリングという)。両腕で海面を漕ぐ。強く掻き過ぎないのがコツ。肘から下のみで十分。腕全体を水中に差し込んでも腕や肩の抵抗が加わりバテる上に、板が左右にローリングしてしまうので意外と進まなくなる(パドリングが苦手という人のほとんどがこのようになっている)。ストロークの長い犬かきの要領である。しかし波は陸に向かって押し寄せる。逆風の中を進むようなもの。慣れないうちは沖に着くまでにバテバテになることもある。体をリラックスさせてボードを海面と水平に保つこと。ボードの先が沈んでも尻が沈んでも水の抵抗が大きくなる。自分にとってのベストな位置が必ずあるので見つけること。沖のポイントに着く前に波に押し返されたらせっかくの苦労が水の泡。次回はこの波を乗り越えて先へ進むテクニックを紹介する。
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 Jテクニック編へ | |
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ここまではボードの重要性と日常生活におけるサーフィンの位置づけについて書いてきた。今回からは具体的にサーフィンを実践しよう。自分が海にいるような感覚で読んでいただきたい。ここで専門用語を覚えるだけでもサーファー気分を味わえる。なおウエットスーツ、ワックス、リーシュコード(ボードと自分の体を結ぶコード)など、細かなことは省略するので実際にサーフィンを始める人は必ず信頼できる専門店で相談しながら行うこと。
さあ、自分に合ったボードも用意して波打ち際に立った。いよいよ沖に向かってと言う前にしなくてはならないことがある。準備運動。ラジオ体操ではなくストレッチを行う。体中の筋を良く伸ばしておくことが大切で、サーフィンの上手い人と下手な人との差がここに現れる場合もある。はやる気持ちで手を抜けば、足をつったり、首筋を痛めたりと辛いどころか命にも関わることもある。首・肩・腕・手首・胸・背中・腰・股・膝・足首の筋や腱を伸ばしておこう。せいぜい5分程度のこと。しっかり怠らないようにして欲しい。やり方が判らなければ周りで必ず誰かがやっているのでそれを参考にすれば良い。さあそれでは沖に向かおう!次回はゲティングアウト編に進む。
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 I職場と家庭と私 | |
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前回に引き続き、仕事と趣味の両立の話。仕事は生活のため。趣味は日常の楽しみ。ここ宮崎ではサーフィンを趣味にしている人は多い。自然と戯れ、また趣味がスポーツなら健康的でもあり、むしろ喜ばしいこと。ところが職場や家庭での理解はどうだろうか。やらない人にはその面白さが分からないのも確かなこと。仕事もできて、家庭も大事にできれば問題ないが、いまだに遊び人的なサーファーと見られる人もいる。仕事も家庭よりも波乗り優先になっているのである。物事に熱意を持って打ち込むことは素晴らしいが、社会では「波が良い日には休みます」では困る。仕事もろくすっぽ出来なければ何も任せられないし、家庭でも毎週末ご主人不在ではいつしか反感を買い、家庭不和にもなりかねない。逆に仕事ぶりを認められ、それなりに自由を得ている人もいるし、家族の理解を得ているサーファーもいる。確かに「波優先」とは聞こえはかっこいいが世間は厳しいもの。今何をすべきかと考えれば自ずと優先順位は決まってくるはず。土日が休みなら、波の良さそうな1日を海に行き、残り1日を家族サービスを徹底すれば、案外ボード購入の際も大蔵省(奥様)にすんなりと承諾を得られるかも。自由を得るにも努力は必要なのである。
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 H趣味か仕事か | |
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宮崎は全国的にも波が良い。それに伴って波を求めて全国から移住者してくる人も多い。その中には波乗りの時間が自由になるようにとフリーター生活を送っている若者も含まれ、なかなか仕事や生活が定着しないまま泣く泣く地元に帰っていく人も多い。サーフィンを優先するあまりに先の見える生活が出来ないのである。そんな自由な生き方も人生経験の一つかもしれないが縁あって訪れた宮崎に少しでも長くいて欲しいのが本音。楽しいはずのサーフィンなのに、ついつい海の中でも明日の生活のことで頭がいっぱい。これではボードの新調も無理。本末転倒ではないか。きちんとした仕事を見つけ、生活の糧を確保してからの方が時間は限られても思いっきり楽しめる分、充実度は大きいと思う。サーファーズパラダイス宮崎ではそのような相談の電話やメールがよく来るそうだが安易な移住相談にはあえて厳しい態度を取っている。なぜなら県外出身者にも今では立派な宮崎人としてきちんと市県民税を払ってくれている人が多いことも知っているからだ。このような人ほど限られた時間でありながらも充実したサーフィンライフを過ごしていることは言うまでもない。仕事か趣味かと問う前に、生きて行くには働かなくてはならないのである。
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 G既成品の限界 | |
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前回「ロッカー」について説明したが、意外と専門家に相談してもロッカーの「ロ」の字にも触れないことが多い。それだけ大きさ(寸法)や形に重点が絞られている風潮が強いそうだが、そもそもロッカーとは個人のレベルや波質に合わせた反りなのであるから、もっと重要に考えるべきである。事実、サイズが合っていてもロッカーが合っていないボードでは乗れない事がある。逆にロッカーが合っていれば多少サイズが自分と違っていても乗れてしまうほど影響は大きい。また長さ・幅・厚さが全く同じサイズのボードでも反りが違えば浮力や動きが変わってくることは物理的にも当たり前。その当たり前の認識がなぜか薄い。これは既成品に自分を当てはめる傾向が強い事にもあるようだ。本来サーフィンは個人の要素をかなり含んだスポーツである。ならば、逆にボードを自分に合わせる事こそ重要ではないか。複数ボードを所有しているサーファーでも本当に満足のいく1本を手に入れていない人が多いと聞く。大きさや形にこだわりすぎて、どんぐりの背比べのような変化しか得られていないのである。真の楽しみと上達を望むのであれば、ロッカーを重視したボード選びが必要になってくるのである。
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 F盲点はロッカー | |
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素人が見ると「サーフボードはどれも同じもの」と思う。しかし実際にサーフィンしてみるとボードによってまったく感覚が異なる。この差はどこから生じるのだろうか。一般的には大きさや形に目が行きがちで、長さや厚さ等でボードを選んでいる事実は否めない。ここで素人も経験者も知っておきたい言葉がある。「ロッカー」。サーフボードのソリ具合のことである。横から見た時のソリをロッカーと呼ぶ。何年もサーファーをやっている人でさえロッカーの重要性に気づいていないことがあるそうだ。ある程度のレベルまで乗れるようになって、その先がどうしても上達しない。その行き詰まりを長さや幅、厚さで改善してもロッカーそのものが変わりなければ、走りや安定感の変化はさほど得られないのである。なぜかというと大きさや形だけで動きや浮力が決まるのではないからだ。反りが緩ければ安定も増すし、反対にキツければ動きは良くなる。そこに初心者用、上級者用の差が出てくる。しかも使用するポイントの波のカーブにフィットすることこそ重要。何も知らずにボードを長さや形、ブランドだけで選んでいては努力以前の致命傷や無駄遣いにもなりかねない。次回はさらにロッカーについて詳しく説明する。
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 E上達しない理由 | |
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市販で手軽に購入出来る初心者用ボード。これで手っ取り早く、しかも早期に立てるようになれるのは大変素晴らしい事。しかし問題もある。初心者用ボードを使用する人のほとんどが立てるようになった直後から悩み始める。本来のサーフィンの醍醐味である「横に走ること」がなかなか出来ないのだ。そもそも初心者用は長く・広く・厚く、しかもロッカー(反り)も緩めで浮き易さを前提にして作ってあるため、水との抵抗や引っ掛かりは否めないのである。知らずに乗り続けていると横に走れないことから「俺には才能がない」「向いてない」とサーフィンをあきらめてしまう人も多い。浮きやすい利点を判りやすく言うと「後ろに補助輪のついた自転車」に乗っているようなもの。転倒せずに乗れるけれども、それでは自由に曲がることもできない。いよいよ補助輪を取り外して本当のサーフィンの世界へ…というところまで練習しておきながら「才能がないから」と勘違いしてやめてしまう。なんてもったいない!ボードには初心者向け(いわば補助輪あり)と上級者向け(いわば補助輪なし)があるのだ。才能がなくてもやる気があればサーフィンは出来る!せっかくサーフィンの魅力に気づいた幸運を誤解や勘違いで手放して欲しくない。むしろその段階に達した自分を褒めるべきなのである。次回は「ロッカー」について詳しく説明する。
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 D機動性と安定性 | |
| 海の上に浮かぶだけならタタミくらいの広さの発泡スチロールでよろしい。安定感は抜群。しかしタタミサーファーは見たことがない。機動性がゼロだからである。水の抵抗が大きすぎて波の上を滑れない。直径50センチのバットを使えば三振はしないけれどもヒットが打てない。それと同じ。水の抵抗というのは想像する以上に大きい。プールの中を歩く時の不自由さを考えれば理解できる。たとえば高速で走っている船が急にエンジンを停止すると自動車の急ブレーキの何倍もの衝撃、まるで巨大なコンクリート壁に正面衝突したような衝撃を受ける。それほど水の抵抗は大きい(実際にはサーファーはこの抵抗を利用してターンしたりする)。だからサーフボードは海面下に沈んではいけない。しかし水からの浮力を受けなければ沈む。この微妙なバランスでサーフボードは作られるのである。サーファーの体重や運動能力によってもこのバランスが左右される。そして見落としがちなのが波の形。宮崎の波とハワイの波は大きさがまったく違う。同じボードで同じように乗れるものではない。これ以上の詳細は以後に譲るが、とにかく自分にベストマッチのボードを手にすることが大切なのである。次週は「ボードの形状」について。 | |
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 Cボード選び | |
| 先週まではサーフィンの魅力を書いてきた。今週からいよいよサーフィン開始。まず「ボード」について理解を深めたい。サーフィンに詳しくない人は「どれも同じ。似たようなもの」と思われるだろうが実はボード選びこそ最重要ポイントなのである(その意味ではサーファー自身もボード選びを軽く考えている面があるかもしれない)。ゴルファーにとってのクラブ選び。野球選手にとってのバット選び。料理人にとっての包丁選び。彼らだって「どれも同じ。似たようなもの」とは考えない。自分の能力や目標に合わせてアイテムを精選する。松井選手のバットを使ったからといって誰でも大リーガーになれるわけではない。サーフィンで言えば「チャンピオンが使っているボードだから」とか「ハワイの有名メーカーだから」という理由でボードを選んでしまうと、サーフィン技術の向上という視点では毒にこそなれ薬になることはないのである。「速く長く乗るためにはどうすればいいか」を知るためには何よりもボードの大切さを理解することが第一歩となる。使用するツールが将来を左右する。この考え方はサーフィンだけでなく他のスポーツや学問、芸術にも通じるのがおもしろい。次週は「浮くことと滑ること」について。 | |
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 Bタイタニック | |
| 前回はサーフィンの面白さを物理的な表現で説明したが今回は「感覚的に理解出来るサーフィンのおもしろさ」を書く。「サーフィンは難しい」という印象がある。それは間違っていない。自分も動く。ボードも動く。水面も動く。何一つ止まっていない状態でバランスを取るという事は確かに難しい。しかし他では得難い魅力があるのも事実である。映画「タイタニック」での主人公が船の舳先で両手を広げるシーンをご存じだろうか。あれこそサーフィンの醍醐味に通じる表現でもある。実際に海面を飛んでいる(浮遊)している感覚になれるのだ。ロングボードではボードの先端に立ち、視界に何も入らない状態にする「ノーズライド」というテクニックがある。大変難しい技ではあるが経験したものでないと判らない感覚だそうだ。しかしショートボードでも視界にボードの先端が入りはするものの、水面に立ち、そして水上を走る感覚は極めて非日常の体験。初めてボードに立ち上がった時には思わず奇声を上げる程の喜びを実感するのである。それから少しでも波の上に留まろうと練習を重ねていく。確かに水面に人が立つという事は歴史上希に見る行為であり、なおかつ滑走するのであればそんな魅力を誰しも経験してみたくなるものではないだろうか。次号では「速く長く乗るためにはどうすればいいか」についてお送りする。 | |
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 A3次元アート | |
| サーフィンを本当に宮崎のブランドにするためには、まず宮崎県民がサーフィンについて理解する必要がある。よって今年は「これさえ読めばあなたもサーフィン解説者になれる」を目指して書く。まずサーフィン競技というのは何を基準に勝敗が決まるのか。これが今週のポイント。簡単に言えば「どれだけ長く一つの波にどう乗ったか」である。それには「スピード感」や「バランス」や「波の選び方」などのあらゆる要素が条件になる。言い変えれば「波の運動エネルギーを利用して速く長く乗るための練習」をしているのである。「海の上で板に乗って滑って楽しんでいるだけ」との見た目だけでは表現出来ない難しさや心地よさが混在しており、サーフィンには技術的にも精神的にも深いアートが存在する。滑走するという点ではスキーに似ているが地面は動かない。しかし海は絶え間なく動き続ける。波には山も谷もある。つまりサーフィンは三次元空間で自身の肉体とボードを変幻自在に操るスポーツなのだ。しかし、それを実現するには力のない小波ではそれもなかなか実現出来ないが、ここ宮崎にはその波が豊富にあるのである。それを求めて全国から集まってくるサーファーの先見はもっと高く評価すべきであり、その波こそ宮崎をアピールするポイントの一つでもある。次号ではより判りやすく「感覚的に理解出来るサーフィンの面白さ」を素人でも分かるように解説していく。サーファーになったつもりでお読みいただきたい。 | |
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 @宮崎は第9位 | |
| 今年もスタート。サーフィンで宮崎を全国に、いや世界に売り込もう企画。昨年はサーフィンがいかに健全かつ人気のスポーツであるか、いかに宮崎の海に似合うスポーツであるか、いかに多くの経済効果をもたらしているか、そのようなことを書いた。サーファーが不良の集団という認識は古い。そんな時代はとっくの昔に終了している。町でサーフボードを乗せた車を見たら「よっしゃ、今年もやっちょんな。がんばれよ」と心の中で声援を送ろうではないか。そのようなことも書いた。実際、宮崎は県土全体にわたって自然の魅力に満ちており海はその貴重な財産の一つ。しかし私たちは本当に宮崎の海が持つ魅力を十分に引き出しているだろうか。眺めているだけではもったいない。サーフィンを核として宮崎にもう一つの顔を与えたい。ここにサーフィン専門誌のアンケート調査がある。国内のサーファーに「サーフィンしてみたい海は?」と質問。世界中の有名なサーフポイントが上位を占める中でなんと宮崎は第9位。つまりサーファーにとって宮崎の海は「一度は乗ってみたい波」なのだ。すでに知名度は抜群。これを活かしきることができるかどうか。次週から「もっとサーフィンを知ろう」をテーマにお送りする。 | |
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 E経済波及効果 | |
| 他県から宮崎に来たサーファーたちは波乗りだけをやっているのではない。食事もすれば宿泊もする。その経済的な効果は想像以上に大きいと推測する。サーファーズパラダイス宮崎(SPM)では「貧乏旅行で予算が少ない方も多いかも知れませんがせっかく宮崎に来たのだからうまいもんを食べて下さい。コンビニ弁当じゃ寂しいですよ」とサーファーたちに郷土料理を紹介して好評を得ている。地鶏の炭火焼き、釜揚げうどん、チキン南蛮など、地元では珍しくもないが県外者には喜ばれる。「日向夏でも都会で立派に箱入りされたものは高いでしょうけど、こっちでスーパーに並んでいる日向夏だったら安いし味も美味しいです」とのこと。しかも釜揚げうどんは\500前後で食べられる。 ここでポイントとなるのは「宮崎を訪れてくれたお客様」という意識である。SPMの実践例は小さなことかもしれないが大切な基盤。「サーフィンに来ただけ。宮崎のことは知らん」では悲しい。もったいない。先々の広がりがない。サーフポイントは全国に広がっているが「やっぱ宮崎が最高やね。波もいいし食い物はうまいし人は親切やし」という会話が日本中のサーファーたちの間で交わされるようになったらどれほど大きなメリットになるか。「宮崎の好印象」こそ最大の経済波及効果である。 |
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 Dゴミ拾いの前に | |
| 「サーファーたちがゴミ拾いをしました」とニュースで見ることがある。悪いことではない。しかしベストとは言えない。ゴミを捨てないことが何よりも大切。たとえば「毎月第3日曜日はビーチのゴミ拾いの日」と決めたとしよう。それ以外の日はゴミを見つけても放置する可能性がある。サーファーズパラダイス宮崎は「ちびくり〜ん」を奨励している。海に行くたびに自分の半径5m以内のところをきれいにしようという活動。ゴミや吸い殻を集めて持って帰る。これをみんなでやればビーチはいつもきれい。「自分がやっていると隣の人も自発的にやってくれるんです」とのこと。少しずつ広がりを見せている。サーファーに限らず自分が使うエリアを自主的に清掃するのは当たり前。自慢することでもないしニュースにすることもない。開店前に歩道のゴミ拾いや雑草取りをしている店も多い。「みんなで一緒に掃除」から「一人一人がゴミを捨てない」が正解ではないだろうか。とはいえゴミが多いのも事実。あるサーファーは花火の燃えカス(竹ひごのようなやつ)が足に刺さって痛い思いをしたそうだ。サーファーはボードを脇に抱えながらビーチを裸足で歩くのである。ガラスの破片でザックリ。これは痛い。 | |
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 C宮崎の魅力とは | |
| 関東のサーフポイントは人が多い。湘南では芋の子を洗う状態でサーファーたちが波を待っている。手を伸ばせば隣の人と握手出来る距離である。広い海に来ても満員電車と変わらない。だからよく芸能人が宮崎に来てサーフィンしている。芸能人を見掛けても絶対に干渉してはいけない。ただ波乗りを楽しみに来ているだけのサーファーなのである。波待ちで隣り合わせになった時にさりげなく話しかけてみるくらいはいいかも。 宮崎は波がいい。しかも都会に比べて人が少ない。今のところサーファーたちに好印象を与えている。「これ、宮崎のバッグだよ」と言っても「ハァ?」と言われるのが関の山。ところが「これ、宮崎で製作したボード」と言うと「おぅ、あそこは波がいいからな。いいボード作るよ」と一種のブランドネームに成長しつつある。嬉しいではないか。 また宮崎は潮位の干満も激しく、その差は日本海側とは極端に違う。それをとっても豪快な波が思い浮かぶ。しかも九州の太平洋側は宮崎が独占しているのである。 |
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 Bローカルルール | |
| ビジターの心得。地元のルールを尊重しなければならない。ビーチによって特殊性がある。地形や潮の流れ(カレント)は地元サーファーにしか分からない。そこで作られるのがローカルルール。別に明文化されているわけではないがそのビーチを日常的に利用するサーファーたちが経験から作り上げた不文律のようなものである。このルールを守らないと水難事故が起こることもある。その際には地元サーファーや消防団が助けることになり多大な迷惑をかけてしまう。いい波だと思っても地元サーファーが誰も海に入っていない時は何か理由があるはず。ローカルルールは貴重な存在なのである。 木崎浜にはトイレがある。今ではシャワーが設置されているが、かつてはトイレの水道しかなくこの水道で身体やボードを洗ってはいけなかった。砂が配水管を詰まらせてしまうから。ポリタンクに水を汲むのは大丈夫。今は排水対策のあるシャワーを使いたい。車のエンジンをかけっ放しにするのはダメ。大自然の空気を排気ガスで汚すようなことをしてはいけない。「自分の地元ではOKだから木崎浜でも」というビジターは嫌われる。ローカルルールを知らずに勢いや好奇心だけでポイントに来る人は歓迎されないのである。地元サーファーに注意されて嫌な思い出になってしまうかもしれない。 |
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 A地元対ビジター | |
| 問題になりやすいのが地元とビジターとの間のトラブル。地元は「いつも使っている波だから自分達に優先権がある」と主張しがち。一方でビジターは「海は誰かの所有物ではない」と譲らない。一歩間違えば殴り合い。すると再び「サーファーは不良だ」が蒸し返される。両者の摩擦はなんとしても避けたい。サーファーズパラダイス宮崎は「メジャーなポイントなのに縄張りを主張する人もいるようですが、そういうのはただの思い上がりです。基本的に個人のモラルの問題。挨拶をされたら挨拶を返す、車でビーチに入らない、音楽をガンガンかけない、その他常識的なことが守れなければ地元であろうがビジターであろうが注意されることになります。もちろん注意する側の口の利き方にもよりますが」。波乗りのルールについては世界共通。それすら知らない人が自分勝手なサーフィンをすれば周りは迷惑するし危険を伴う。注意したり注意されたり。そこでトラブルになるようではサーファー社会は未熟と笑われよう。今はまだ発展途上の段階だが気持ちよくサーフィンを楽しむために根気よく啓発を続けている人たちも多いのである。サーファー個人のモラル向上がすべての鍵を握っているようだ。 | |
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| Let' Surf!宮崎マリン王国 @サーファーのマナー | |
| 「宮崎の美しい自然をアピールするためにサーフィンを活かそう。もっとサーフィンを知ろう」という新連載。第1回は殆どの人が持っている根本的なイメージを払拭する。サーファーは不良と思われがちであるが実際のところ怖い人たちなのか。結論から言えば「いろんな人がいる」。サーファーもゴルファーも「スポーツを楽しむ人たち」である。あとは個人の人格の問題。いい人もいれば悪い人もいるのは当たり前のこと。かつては確かにサーファーが不良と見られていた時期があった。これはサーファーの格好に憧れた不良達が招いたもの。彼らは不良でこそあれ決してサーファーではなかった。 時代が進んで現在はその第2世代、第3世代がサーフィンを健康的なマリンスポーツとして純粋に楽しむようになってきている。屋根にサーフボードを積んで海へ出掛ける車を見たら「おっ、やっちょんな!」と思って頂くと良い。やったことのない人には判りにくいと思うがサーフィンには高度な技術が要求される。「たかが波乗りじゃん」では済まされない。そのテクニックについては後に書く。とりあえず彼らは「うまく波に乗りたくて必至に練習しているスポーツマン」なのである。 |
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